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- 2019.08.01 Thursday
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前回粉もんのことを書きましたが、イタリアのどの街を歩いても、グルテンフリーという言葉が溢れていたのが、実は一番印象に残った事でした。
ファッションで取り入れる人もいるらしいのですが、やはりアレルギーが増えているそうです。
イタリアで小麦アレルギーは辛いですが、米粉を始め、代用品のバリエーションも増えているのは見て取れます。
ミラノのドゥオーモ近くに日本のおにぎり屋さんができていたのもびっくりしました。
日本食といえば、また粉もんに戻りますが、ラーメン屋さんもあちこちに、ミラノの空港でもオープン準備中でした。ラーメンはキテます。
そして日本つながりで話は変わって、写真の日章旗はソレントからアマルフィ海岸のポジターノまでのマラソン大会のものです。ちょうどスタートしたところに遭遇して、撮りました。
以上で今回の旅行記を締めたいと思います。
次の更新は新年に。どうぞ良いお年をお迎えください。
早いものでクリスマスも終わり、今年もあとわずか。
今日はイタリアで食べた粉もんの写真をアップします。
今回ナポリに行ったからにはピザを食べようと、下調べをして興味を持った二軒のお店で食べました。テーマは特に薄い生地で評判のピザです。
生地が厚めだと、ひとり一枚食べるのは大変だし、飽きてくるのもあって、縁の部分を残す人が多いのですが、そうはならないピザが食べられました。
一軒目はニューヨークにも支店があるお店で、マルゲリータが4ユーロ。縁まで薄いけれど、もっちり感もありました。
二軒目は同じマルゲリータでも6.5ユーロ。値段に影響しているのはサービスの人が多いのと、グラス類の差があるようです。
そしてピザの比較ですが、二軒目の方が躊躇なく一枚食べきれました。生地が本当に軽くて食べやすかったです。縁は風船のように薄く膨らんでいました。
ピザと水のボトル、グラスの対比をみてください。本当に大きいんです。軽く美味しい生地じゃないと完食できないのがお分かりいただけると思います。
二軒目のお店、50 Kalòはまたすぐにでも行きたいと思いました。
そして次は揚げピザ。一軒目のピザのミラノの支店で食べました。
ドゥオーモの近くで、すぐ裏には昔から行列の出来るプーリア州の揚げパン、パンツェロッティ屋さんがあり、私もそこのパンツェロッティを毎回食べていたのですが、今後はピザに乗り換え決定です。
注文を受けてから成形して揚げてくれるし、表面に付いた粗塩で生地の美味しさが引き立っていたのと、具材のトマトソース、プロヴォローネチーズ、コショウの組み合わせもシンプルでよかったです。写真で生地の薄さがわかるでしょうか。
粉もん好きは関西人のDNAなのか、未だにそれぞれの味が脳か舌かで記憶されていて、思い出してお腹が空いてきました…。
最後の写真はトランジットで帰りに立ち寄ったドイツで食べたプレッツェルです。
チーズと生ハムのスペック入りでプレーンのものとはまた違う美味しさでした。
旅の終わりはミラノへ戻りました。
ドゥオーモ近くのガッレリアのクリスマスツリーは毎年スワロフスキーのオーナメントできらびやかです。
屋内のカラフルな写真は、日本でも少しお馴染みなイータリーです。下の方に見える箱の数々は全てパネットーネ。ホテルにもお土産に小さいものが用意されていて、ちょっと嬉しかったです。
南イタリアといっても朝晩は寒いのですが、日中のソレントの海は潮風も心地良く、浜辺で海を眺めるのも楽しかったです。
海の向こうにはヴェスヴィオ山があり、山の向こうにナポリがあります。
いちばん下の写真は日本語にすると「オレンジ通り」に並ぶオレンジの木。温暖な地域の街路樹はオレンジが多く、この周辺もオレンジだらけでした。
今年は雨が少なかったから、果物は美味しいようですが、街路樹のものはそういう対象ではないようで、落果したものがかなり目立ってきていました。
確かナポリは今回で3回目だったのですが、初めてカポディモンテ美術館に行きました。
たまたま行った日が第一日曜日で、イタリア全国のミュージアムが無料の日でした。
2014年から始まった制度だそうで、旅行の予定のある方は是非利用してください。
建物もコレクションも流石元王宮の所蔵品という豪華さで、見応えがありました。
特に反応してしまったのは、陶磁器のコレクション。いちばん下の写真はフランスのセーヴルのものです。ただのバラ好きの反応ですが、好みのオールドローズが鮮やかで何枚も写真を撮ってしまいました。
ナポリへはソレントから電車に乗って、2日通いました。
クリスマスシーズンで、ナポリにたくさん工房のあるプレセピオがいろんなところに展示されてるんじゃないかなと思っていたのですが、治安上か屋外にはありませんでした。
写真は販売されている大小のプレセピオとその工房です。一番下の写真はカポディモンテ美術館に展示されているもので、荘厳というか、ボリュームが別次元でした。
一番上の写真はサッカーチーム、SSCナポリファンがいるであろうお店の前に飾ってあったもの。
マラドーナが在籍していたのですが、もはや神格化していて、町中でマラドーナの顔を見つけられます。
逆に少し前にナポリからユヴェントスに移籍した選手がいるのですが、その選手は悪魔の角を生やしたプレセピオの人形になっていたり、酷いコラージュされていたりと、時々サッカーを見るものとしては、複雑な気持ちで見て回りました。
ソレントはさすがリゾート観光地といった感じで、旧市街の各通り、広場毎に、異なったイルミネーションが装飾されていて、そぞろ歩きが楽しいです。
今回鉄道を利用して以前と変化があったのは、ミラノ中央駅とローマテルミニ駅に改札が出来ていたことでした。チケットがない人はホームに入れないように、ゲートが出来て、改札員(懐かしい言葉ですよね)のチェックを受けます。大都市のテロ対策でしょうか。他の駅にはまだなかったので、これから順次変わっていくのかなと思います。
写真はテルミニ駅のイタロのゲートです。(鉄道会社が乗り入れしています。)
今はソレントでブログしているのですが、ローマにいた時は、町はクリスマス支度の最中で、
バチカンも丁度クリスマスツリーとキリスト誕生の光景をジオラマにした特大のプレセピオの準備中でした。
最後の写真はライトアップされたスペイン広場。ミラノやボローニャと比べると、全く寒くなかったので、散策もしやすかったです。
今回はボン・リコルドという、レストランで指定のメニューを食べて、記念のお皿をもらうことを目的にしていたのですが、今日で予定の2皿を完了しました。
すでにウチにあるものの仲間入りをしてもらうつもりです。皿立てを買わなければ…。