トレヴィーゾの名物といえば、ラディッキオ。日本ではトレヴィーゾの地名からトレビスと呼ばれています。
日本で見かけるものはキャベツのように葉が巻いた握りこぶし大の大きさのものですが、トレヴィーゾのものは葉が縦に細長く上部が少しカールしています。右の写真は携帯と並べたのですが、これはかなり立派なサイズでした。
味はほろ苦く、歯ごたえの良さがウリで、生でサラダや、加熱してリゾットにしてよく食べられています。町のお店には長期保存できてお土産にも使えそうなオイル漬けの瓶詰めがたくさん並んでいました。
今回畑を見せてもらえたのですが、下の写真のように収穫後20~30日程、水に浸けておくのが大事な作業だそうで、それによって葉の色が鮮やかに際立つのと、歯ごたえも良くなるそうです。
本場トレヴィーゾでの生産量が少ないので、東欧産のものがイタリアでもよく出回っているようですが、見た目も味も違うので、高くてもトレヴィーゾ産がいいなと思いました。
話は変わるのですが、見せてもらった畑の主のおじいちゃんはここに書くことを禁じ得ないくらいロバート・デ・ニーロに似ていました。。
それから立派なラディッキオはポリポリと生で私のおやつになりました。