スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2019.08.01 Thursday
- -
去年ミラノにオープンして話題になった、ドゥオーモのすぐ近くにあるスターバックスの旗艦店に行きました。
店内の中心に大きな焙煎機があって、パンとコーヒーをオーダーする所と、コーヒーのみか、スィーツとオーダーする所、グッズの販売コーナーに分かれていました。
3枚目の写真の右上にある「★/R」が旗艦店のロゴマークです。コーヒーはイタリア人の好みに変えているので、観光客だけでなく、地元の人たちをしっかり意識しています。
食事はしなかったのですが、パンはミラノで数店舗あるカフェベーカリー「プリンチ」のものを使っていて、これも観光客だけがターゲットではないと分かります。
ちなみに先月東京でプリンチのパンを置くスタバが出来たとニュースで見て、日本は色々すごいなと思いました。
マルペンサ空港とガリバルディ通りにも続いて出店しているのですが、その2軒は普通のスタバのロゴマークで、パンもプリンチではないそうです。
グッズも多くて、アミューズメントパークに遊びに来た感覚でした。
コーヒーの値段が高いのも納得、今後も来店する人が絶えないだろうなと思いました。
6月中に区切りを付けるつもりでしたが、7月半ばになってしまいました。これを含めて後3回、イタリアのことを書きたいと思います。
今回トリノに4泊して、その間利用したのが、トリノ+ピエモンテカードとトリノコーヒーカードでした。
前者は美術館や観光スポットが入場無料になったり、割引が受けられるもので、ラヴァッツァの博物館や、ユヴェントスのスタジアムにも使いました。
今年はレオナルドダヴィンチ没後500年だそうで、カードも19年限定バージョンです。
王宮博物館ではカードにある自画像をはじめ、「未来を描く」というのをテーマに、50以上の関連作品が展示されていました。これもカード利用で無料です。4月から7月までの公開期間中に訪れることができて、ラッキーでした。
そしてコーヒーカード。今年の年末で終わるそうですが、4.5ユーロでカフェ5件のコーヒーが飲めるというものです。代金の一部はトリノの医療関係のNPOに寄付されます。エントリーされたお店がかなり太っ腹な企画です。
私にはコーヒーがガソリンみたいなものなので、要所要所で補給しながら散策しました。
トリノはコーヒーのバリエーションが多い所なので、アレンジコーヒーを飲みたい人には使えませんが、エスプレッソかマッキアートでよければ、とても使えるカードです。
フィレンツェ、ローマに続き、今年トリノにオープンしたメルカート・チェントラーレ。
中央市場という意味ですが、フードコートに食料品のお店が入った施設になっています。
食事を軽く済ませたい時にとても便利で、トリノに4泊滞在中、3日通ってしまいました。
日本にもチーズとバターが輸入されている、オッチェッリの店があり、チーズの盛り合わせとパスタを注文して食べたのですが、写真のように盛りだくさんのチーズにパンが二切れだけで、塩気のあるチーズに食べ進んでいくにつれ、ちょっと辛かったです。
もし食べたい方がいるなら、数件隣のパン屋さんで、パンを買ってから注文してみてください。
14年ぶりのトリノ。時の経つ早さにびっくりです。
前回はトリノオリンピック前で、至る所が工事中だったなと、思い返しながら、街を歩きました。
以前は無かった所に行こうと、まず訪れたのが、コーヒー豆のメーカー、ラヴァッツァの博物館。日本にも輸入されていますが、トリノが創業の地です。
企業の歴史やコーヒーに関することを勉強して、写真映えするものとしては、CMで使われた撮影セットがあり、出口の前にはバリスタがいて、コーヒーを飲んで締めとなります。
ラヴァッツァとは別の日にサッカーのユヴェントスのスタジアムツアーと博物館に行きました。
こちらは前回トリノに居た時は建設中でした。
近頃はサッカーをよく見ていなかったのと、ユヴェントス贔屓ではないので、楽しめるかどうかと思っていたのですが、結果は十分楽しめました。
博物館ではよく見ていた頃の選手のユニフォームやプレイが振り返れたり、スタジアムツアーでは、ロッカールームをはじめ、試合観戦では見れない場所が見れたので、結構テンションが上がりました。
周りの人はその上がったテンションでお土産を沢山買っていました。大きなクラブチームは経営も上手です。
ピエモンテ州クーネオ県の県都、クーネオに初めて行きました。
同県のアルバとブラには行ったことがあり、どちらも美食の街の印象があったので、県都にも行っておかないと、という気持ちからでした。
ちょうど毎年春に開催される全国各地の食べ物の出店が集まって、広場でコンサートもあるというお祭りの日だったので、そぞろ歩きが楽しかったす。
クールマイユールと同じく自転車レースのコースになっているので、その飾りでこの町も溢れていました。
そして肝心の美食ですが、行ったレストランが、味もサービスもコスパも最高で、大当たりでした。メインを食べた時点でお腹いっぱいだったので、デザートを断ったんですが、コースに入っているから是非と言われて、いちばん軽そうなものを選んで食べてしまいました。更にコーヒーに小菓子が付いていて、久々に限界を超えて食べました。残せばいいと分かっていても、残せない性が辛いです。
でも食べっぷりが良かったせいか、帰りにお店の人に握手を求められました。お互い気持ち良く接することが出来て良かったです。
この日は民事婚を挙げて、庁舎から出て来たばかりのカップルも見られたし、お土産にクーネオ名物のクネエジというチョコレート菓子も元祖のお店で買い、満喫して宿泊先のトリノに戻りました。
モンテビアンコ の麓の町がクールマイユール。
ウィンタースポーツシーズンが終わり、6月からの避暑地で賑わう前の端境期だったので、とても静かでした。5月25日に自転車レースのジーロディタリアのコースになっていたので、その時のポスターや飾りが町中に残っていました。
スカイウェイを降りる時に、車で旅をされている日本人のご夫婦と一緒になり、お誘いを受けて夕方までドライブしました。
バスで行き来するだけでは行けない所まで連れて行ってもらえたし、お店をハシゴしたりして、とても楽しかったです。
モンテビアンコ の展望台に行くにはスカイウェイというケーブルカーを使います。
そのチケットは当日並んで買うよりも、ネットかクールマイユールの旧市街のインフォメーションで購入するのが便利です。
ケーブルカーは360度回転しながら上昇していくので、3枚目の写真の人のように外側に面した場所を確保すれば、絶景ポイントは必ず押さえられるといった感じです。
途中標高2200mの乗換え地点では、お土産物屋さん、レストラン、バールがあり、人懐っこい猫2匹が屋外でウェルカムしてくれました。
ケーブルカーを乗換えて、展望台まで行くと、飲食ができるのはバール一件。
私は展望台から山頂を眺めただけですが、そこからピッケルやザイルを備えて登山する人が複数いました。
現地のガイドを雇って歩けるところまで行くと話していた日本人カップルもいて、本格的にモンテビアンコ を満喫することも出来ます。
屋内はWiFiフリーですし、朝の9時からお昼を食べて1時までゆっくり過ごせました。
昨日の続きでモンテビアンコです。
上の写真がロープウェイ乗換え地点の標高2200m、下が一番上の展望台、3466mです。
私の服装は綿のガウンコートにTシャツとカーディガン、ジーンズ。加えてスカーフ、薄手のレッグウォーマーと腹巻きで寒さ対策をしました。
周りの人はしっかりと登山着で、私だけ浮いていましたが、2200mなら全く寒くなかったです。展望台は10分位なら問題なく屋外で過ごせました。
日本人のツアーの団体さんと3組も一緒になったのですが、途中ご一緒してゆっくり動いていたせいもあってか、高山病でしんどくなることはありませんでした。
前日から標高1200mのクールマイユールに滞在していたのも体を慣らすのに良かったかもしれません。
標高500mのアオスタで前泊したというツアーの中には、階段で座り込んでいる人もいたので、少しでも違いがあるんだと感じました。
軽い気持ちで来てしまいましたが、次にこのような機会があるなら、ロープウェイでの登山でも、しっかり準備していこうと思いました。
今回の旅の目的、モンテビアンコ(モンブラン)に登って、山頂を眺めながらモンブランを食べる、を達成することができました。
ケーキの見た目はらしくありませんが、ちゃんとマロンクリーム、メレンゲ、チョコで出来ています。
詳細はまた後日書きたいと思います。